性犯罪で職場を解雇された医者達のその後の人生

投稿者: | 7月 6, 2018

強制わいせつや強姦事件など、性犯罪を犯した医者は、当然ながら社会的制裁を受けることになります。

他の職業でもそれは同じですね。
法的責任意外にも、「懲戒免職」など厳しい処置がなされます。

さて性犯罪を犯した医者(医学生、研修医含む)のその後の人生についてですが、大きく2つに分かれると考えられます。

「医者の道を閉ざされ別の道を歩むケース」

「それでも何とか医者としての道を歩むケース」
です。

医師免許はく奪は医者以外の道へ

まず、医師免許をはく奪された場合や医大を退学処分となった場合ですが、事実上医者としての道は閉ざされます。

罪を償った後は、医者以外の第二の人生を歩む必要が出てきます。

第二の人生を歩み出すのも決して容易ではありません。

強制わいせつや強姦罪を一度でも犯した加害者は、罪を償っても、そういう性犯罪を起こしうる人物という目で見られます。

当然、過去の犯罪歴は採用の際チェックしますから、過去の犯罪歴を償ったことをもって、雇い入れてくれる仕事先を見つけるほかありません。

女性にかかわる仕事はまず採用拒否されるでしょうから、対人サービス以外の、たとえば「力仕事系」や「運搬作業系」や「建設現場」などの、いわゆる「仕事を通じて女性と関わる可能性が少ない仕事」が現実的になってくると思われます。

この辺りは、児童へのわいせつ行為で教員免許をはく奪された教師の再就職と同じようなものだと思います。

例えば、中学校教師が、教え子などに対し「児童買春」「児童福祉法違反」「淫行条例違反」で逮捕された場合、学校はもちろんの事、低年齢の生徒が通う学習塾への再就職が絶望的なことと同じ道理です。

医師免許はく奪を免れた場合

性犯罪の加害者となった場合でも、不起訴処分になれば、医師免許のはく奪だけは免れる場合もあり得ます。

被害者遺族と示談が成立した場合ですね。

個人的には、示談成立しようが、わいせつ事件を起こした倫理観のかけらもない医者は、一律医師免許はく奪で良いと思いますが、法律上医師免許はくだつされない場合もあるということはあります。

その場合でも、たいていの場合当然勤務先の病院を懲戒解雇になることになります。

また役所(厚生労働省)から医業停止処分といった行政処分を科せられます。

医師の行政処分は医道審議会に諮って決めるのですが、医業停止3カ月~3年など、犯した罪の重さを勘案しながら処分が決まることになります。

話を元に戻しますが、こうした場合、医師免許をはく奪されたわけではないので、医療行為を行うこと自体は出来るというわけです。

性犯罪前科医師が女性を診る医療現場へ戻ることはありえない

当然、罪を償ったとしても、女性を性の道具にした人間が女性を診察する仕事にカムバックできる可能性はゼロです。

 

そんなこと許したら、その病院のモラルが問われ、病院が潰れることになりかねませんので、そんなリスク冒してまで、わいせつ行為、強姦加害者の前科者を雇う病院はないと考えて間違いありません。

 

採用の際、求職者の前科を調べるのは採用担当者の仕事なので、前科については必ずバレるので隠さない方が良いでしょう。

 

医師として再起の可能性があるとすれば男性患者専門の病院

女性に対する性犯罪前科があって、罪を償って、二度と犯罪を繰り返すまいと心に誓ったのであれば、もう一度医師として残された道を探る権利ぐらいはあると思います。

もちろん見つかるかどうかは別問題ですが。

 

前述のように、女性を診察する現場に戻ることは事実上不可能です。

 

面接に行っても、探られたくない償った過去を掘り起こされて、結果不合格になるのであれば、トライしない方が賢明でしょう。

 

再復帰の可能性があるとすれば、男性患者を専門的に診る病院、診療科だと思います。

 

例えば包茎など男性特有の悩みを手術で解決してあげる男性専門の泌尿器科とか。

包茎の手術(割礼)を受けた男性の感想ブログ

恐ろしいチンカスの正体!包茎との関係と除去法は? | 包茎手術体験記

 

包茎じゃない人や女性にはわからないと思うけど、包茎のコンプレックスって尋常じゃないそうです。

 

イジメにもつながるとかで、包茎を治したいと思っている男性は10代から30代にかけてかなりの数いると言われています。

 

患者の困っていることを医療の力で救いたいというのが、意思を志す初心なのであれば、こうした仕事を検討しても良いのではと思います。

 

ただ採用されるかどうかは、求職先の病院次第なのは言うまでもありません。

 

臨床以外の道へ進む

医師免許が生かせる仕事は何も臨床の道だけとは限りません。

 

例えば、

  • 医療系専門学校の講師
  • 製薬会社のメディカルドクター
  • 介護老人保健施設の施設長
  • コンタクトレンズ専門店併設の眼科
  • 生命保険会社の査定医

も医師免許保持者でなければ就けない仕事であったり、資格保持者が給与面で大きな優位性を担保できる職場として注目されています。

 

臨床でないので、女性患者と接する仕事でもないですし、医師免許を活かして第二の人生を歩みたい人にとっての選択肢の1つと言ってもいいのではと思います。

 

ただし、こちらも採用する企業側次第となることは覚悟しておいた方が良いでしょう。

 

医師免許を持っているかどうかを調べる方法

ちなみに、ある人が医師免許を持っているかどうかを調べる方法としてよく使われるのが、下記の厚生労働省のWEBサイト上の「医師等資格確認検索」というシステムです。

医師等資格確認検索システム(厚生労働省)

https://licenseif.mhlw.go.jp/search_isei/

 

 

この画面に該当者の名前を氏と名の間にスペースを空けて検索すると、医師免許保持者の名前は出てくるようになっています。

 

何らかの行政処分が科せられている場合など、備考欄に※印がついており、そこをクリックすると詳細を閲覧することができます。